こんにちは。 実践行動学研究所の大原です。
先日から、久しぶりに学びの旅に出ています。
旅と言っても外出している訳でなく、継続的な学びという意味での「学びの旅」です。
新型コロナがきっかけとなり、今や研修も会議も大学の授業なども、オンラインの占める比率が格段に上がりました。
「やっぱり実際に会う方が伝わるし楽しいよね~」とは誰もが思うこと(もちろん私もその一人)ですが、そんなことも言ってられません。
今やオンラインのコミュニケーションの質が学習成果や会社の業績を左右する時代が到来している。そんな風に言えるのではないでしょうか。
だったら、オンラインが好きとか嫌いとか言ってないで、せっかくやるならオンラインの可能性を追求してみたいな~。
ってことで、私がこの道に入るきっかけとなった方が主宰のオンラインファシリ塾に通い始めたというわけです。この学びの旅は8月末まで続きます。
「人間死ぬまで成長できる」を忘れずに、ここで学んだことをみなさんとシェアできたらいいなぁと思っています。
前置きが長くなりましたが、今日のタイトル『いいところ100記入シート』というのは、その1回めの宿題のひとつです。
自分のいいところを100個書き出す。
そして、さらに関係性を深めたいと思う人のいいところを100個書いてみる、というものです。
弊所の小学生向けプログラム『心のチカラ』にも似たワークを入れてあるので、正直、「またベタな宿題だな~」と思いましたが、いざやってみると、自分のいいところを100個書くのはなかなかの修行でした。笑
あらゆる角度から自分を眺め直すことになるので、自己認識を深めるにはとてもよい機会になります。
もしよかったら、みなさんもやってみてください。
そして次は、誰かのいいところを100個書くという課題。
せっかくの機会なので、2人の子どものいいところを100個ずつ書くことにしました。
私の場合、これは自分のいいところを書くよりもずっと簡単でした。
「ほめて育てよと言われますけど、うちの子のほめるところが見つからなくて・・・」
という方もいらっしゃいますが、私の場合は「自分がこの子と同じ年齢の頃は…」と考えるだけで、我が子のいいところがどんどん見つかります。笑
ちなみに「褒める」というのは立場が上の人から下の人に行う行為で、心理的な操作をしているようなニュアンスが伝わることもあるので、私はあんまりおススメしません。
もっと対等な立場から「承認する」という意識を持つのがよいと思います。
承認の仕方には次のようなものがあるので、参考にしてみてください。
1.成果承認
「どんな成果を上げたか、どんな結果を残したか?」
大抵の人は、まずこれに意識が向きます。
けど、なかなかたくさんは出てきませんよね。
そこで次は、、、
2.成長承認
結果そのものではなく、「どれだけ成長したか?」の承認です。
人との比較で勝る必要はないので、承認の幅はグッと広がりますし、言われる人もこっちの方がうれしい気持ちになります。
そして、究極にパワフルな承認が、、、
3.存在承認
「私はあなたがいるだけで~~~」というやつです。
「その人の何に感謝の気持ちが湧くか?」を突き詰めて行くと、最後はここに辿り着くのではないでしょうか。
私もそんなこと、言われてみたい。。
これでも足りないときは、、、
4.未来承認
「今は~~かもしれないけど、きみの未来にはこんなに大きな可能性があるよ~」ということに焦点をあてた承認です。
承認は、成長の原動力です。
たまには無理やり100個、自分や我が子を承認するのもよいエクササイズだな~、と思った体験でした。
(文:大原)