先日(2019年12月23日)、見事に初防衛を果たしたWBAミドル級チャンピオン村田 諒太選手親子のお話です。
お子さんがジャングルジムで遊ぶのを見ていた村田選手。
お子さんは、スイスイと登っていきます。
ところがあるところで、急に動けなくなってしまったのだそうです。
それまでと同じようにすれば、てっぺんまで行けるはずなのに。
それを見ていた村田選手は気づきます。
“できなくなったのは、心の問題だ”と。
自分のいる高さに気づいたとたん、気持ちがすくんで身動きが取れなくなってしまった。もっと上に行くには、恐怖心を克服するしかない。
そして村田選手はこう考えました。
人間には筋肉でできることと、心でできることがある。
自分もボクサーとして体を鍛えたらそれでいいというわけじゃなく、心が伴わないと何事も成し得ない。
※参考:AERA with Kids 2019年冬号 (朝日新聞出版)
心のチカラがパフォーマンスに大きく影響することを分かりやすく語ってくれた村田選手。
村田選手は無類の読書家で、哲学書などもよくお読みになるそうです。
そういえば試合後のインタビューは、人徳と知性が滲み出ている気がします。
子どものジャングルジム遊びを見ていて、これだけのことに気づけるなんて、学習能力の高さがハンパないです。
スポーツだけでなく、勉強もビジネスも、心のあり方で成長が大きく変わります。
今さらですが、「心の教育」はほんと大事ですよね!
カラフル・ドアーズの「レジトレ」は、楽しく探究し、ちょっとストレッチな自己表現ワークなどを行って、しなやかな心の強さを育てます。
(文:大原)