7月上旬にいただいたカラフル・ドアーズの資料請求。
請求フォームの役職の欄には「学生」と書いてあり、学校名には都内の高校が。
資料請求の主は高校3年生の女の子でした。
めずらしい、というか、初めてのパターン。
「課題学習か何かでしょうか?聞きたいことがあったら何でもどうぞ~」というようなメッセージと共に資料を発送。
そして約2週間後がコチラ。
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https://www.facebook.com/147337952654802/photos/a.315707425817853/405294220192506/?type=3&theater
私が東京に出張に行ったついでに、、、とかじゃないんです。
何と、新幹線に乗って新潟まで来てくれたんです。
「会って話がしたいです」と言われたときは、「そこまでする理由は何だろう?」と思ったのですが、“来る者拒まず”がモットーなので、ご両親の了解があるならいいよーと。
高校生が一人で会いに来たことも驚きですが、話したかった理由にはもっと驚かされました。詳しい内容は伏せますが、ざっとこんな感じです。
彼女は、海外でのボランティア経験があり、現地の活動である課題意識を持ったのだそうです。
そして今度の夏休みに訪れる際にあることに挑戦してみたいと思い立ち、参考になるものを探して「レジリエンス教育」を検索、うちのHPに行き当たったとのことでした。
送られてきた資料を見て、「コレコレ、こういうのを探してたっ!話をしたら何かヒントが得られるかも」と思ったのだそうです。
そんな風に言われた時点で、私としてはかなりうれしい。笑
目をキラキラさせて好奇心一杯に質問してくるし、「メモしていいですか?」なんて言うもんだから、そりゃもう何でも聞いてちょうだいってなりますよね。
そのときは「夢」というワードは出てきませんでしたが、思い返せば紛れもなく彼女の「夢」を共有させてもらった時間でした。
カラフル・ドアーズのテキストに、
『夢』は本当に自分がやりたいこと、『才能』は自分にとって得意なこと、『役割』は人を喜ばせること・社会の役に立つことで、この3つが重なると『志』になる
と書きましたが、彼女は高3にしてすでに『志』を抱いているようでした。
夢は、仲間を増やす。
夢は、力を増やす。
夢は、可能性を増やす。
夢をバカにする人もいるけれど、しゃべると仲間が見つかるよ。
だから夢はどんどんしゃべったらいい。
植松努さんがそうおっしゃっていましたが、私は話を聞いて彼女の夢のファンになっちゃったので、「夢は仲間を増やす」は、まさしく本当です。
目の前で語られた夢が、本当に世界を変えるかもしれない。
それをやってみたいと思った時点で、その人はその夢から選ばれた人なのかもしれない。
そしてアドバイスが求められたら、できない理由ではなく可能性を手渡す。
そんな揺るがないスタンスで話を聞ける人でありたいなぁ...
と改めて思いました。
今回のように、仕事をしていなければ絶対出会わない人とつながれることが、私にとっての一番の仕事のモチベーションになっています。
また誰か、相談してくれないかな~。笑
(文:大原)