先生というお仕事の中で、最もツライと思うこと。
それは、生徒との関係がうまくいかないこと。
思春期を迎える年代は、特に厄介ですよね。
正論は響かないわ、距離を詰めようとすれば反発するわで。(泣)
そこで今日は、相手に言葉を響かせる人の特徴について、お話したいと思います。
あくまでも個人の意見ですが、納得~という人も多いんじゃないかと思います。
<こんな人の言葉が響く!~3つの特徴~>
(1) 毎日楽しそうに充実させている人
(2) 自分のことを気にかけて、大切に思ってくれる人
(3) 尊敬できる“何か”を持っている人
人の心は、このような人の言葉に対してのみ、開き・響くようになっているのではないか、というのが私の考えです。
生徒と響き合うコミュニケーションをして、良好な関係をつくたいのであれば、この3つを見直してみるとよいと思います。
繰り返しになりますが、人は正論では動きませんので。
かのイチローさんも、こんなことを言っています。
(以下、Number Ex /文:宇賀康之さん からの引用)
同じ言葉でも、誰が言っているかによって意味が変わってきます。
だから、まず言葉が相手に響くような自分を作らなければならないと考えています。
今は言葉を発することが先になってしまっている時代のように見えますが、言葉を発する前に、まず自分を作れよって思います。
そうすれば自分なりの言葉が出てくるはずだし、人が聞いたときの伝わり方がまったく違ってくるはずです。
だから、まずは黙ってやること。言葉を発するのはそのあとでいいんです。
(引用終わり)
いつもカッコいいですねぇ、イチローさん。
この言葉はまさに、特徴(1)や(3)の大切さを言っています。
生徒目線で捉え直してみると、もしも学生時代にそういう大人と出会うことができたら、どんなに幸せなことかと思います。
私自身は最近、(1)がちょっと弱いような気が...
でも、「楽しそう」を演じるの疲れるので、実際に楽しいことを増やしていこうと思っています。
みなさんは、何番を意識したいですか?
(文:大原)