皆さんご存知の通り、今日本は教育の大変革期の真っ只中。
絶賛改革中!!!です。
課題が山積する中で生徒たちと真摯に向き合っている先生方には、本当に頭が下がります。また、大変な思いをして心を病んでしまう方も少なくないとお聞きします。
そこで今日は、厳しいときに心に効く一編の詩をご紹介させていただきます。
マーガレット・F・パワーズという女性が書いたと言われている「Footprints(あしあと)」という詩です。
有名な詩なのでご存知の方も多いと思いますが、知っている方もぜひこの機会に改めて味わってみてもらえればと思います。
私はクリスチャンではありませんが、この詩からは不思議な力をもらっています。
あしあと
ある夜、私は夢を見た。
私は、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上に二人のあしあとが残されていた。
一つは私のあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、私は砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
私の人生でいちばんつらく、悲しいときだった。
このことがいつも私の心を乱していたので、私はその悩みについて主にお尋ねした。
「主よ。私があなたに従うと決心したとき、あなたは、すべての道において私とともに歩み、私と語り合ってくださると約束されました。
それなのに、私の人生の一番辛いとき、一人のあしあとしかなかったのです。
一番あなたを必要としたときに、あなたがなぜ私を捨てられたのか、私にはわかりません」
主はささやかれた。
「私の大切な子よ。私はあなたを愛している。
あなたを決して捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや試みのときに。
あしあとが一つだったとき、私はあなたを背負って歩いていた。」
いかがでしょうか?
私は最後の1行にグッと来ちゃうんですけど。
安心感というか、何だかあったか~い感じがするんですよね。
自分が受け入れられている感覚、誰かとつながっている感覚というのは、その相手が神様であれ家族であれ友人であれ空想上の何かであれ、困難を乗り越える勇気と力をくれます。
しなやかで強い心の力(レジリエンス)の育成を目指すカラフル・ドアーズで対人関係力のトレーニングを行うのは、人とのつながりを作れるようになるため、という意味が大きいのです。
令和に入って、これが2本目のタイムズ。
記事の雰囲気をちょこっと変えていることにお気づきでしょうか。
・・・えっ? あんまり変わってませんか?笑
p.s. この詩の背景を知ると、より心に響くものがあります。
ご興味がある方は検索してみてください。
(文:大原)