なぜ人は誰かと別れるときに痛みを感じるのか?
こう聞かれたら、あなたは何て答えますか?
この質問に対する宇多田ヒカルさんの答えが秀逸というか、目からウロコというか・・・
宇多田ヒカルさんが何と答えたかというと、
「もともと痛みがあって、その人の存在が痛み止めになっていたから」
どうです? すごくないですか? この発想!!
誰もが誰かに救われた経験があると思いますが、そもそも自分の中に痛みが存在しているという視点は、さすがミュージシャンの感性ですよね。
宇多田ヒカルさんの言葉が正しいと仮定すると、今自分が痛みを感じないで生きていられるのは私を支える人がいてくれるおかげです。
あなたの痛み止めになってくれている人は誰でしょうか?
顔を思い浮かべてみてください。感謝の気持ちが自然と湧いて来ますよね。
そして、きっとあなた自身も、誰かの痛み止めになっている大切な存在に違いありません。
あなたは誰の痛み止めになっていたら幸せですか?
人と支え合い、繋がっているという感覚は、心のレジリエンスを高める大きな要因です。不安を抱えていたり、自信が持てないとき、とてもおススメなものの捉え方です。
(文:大原)