いきなりですが、質問です。
「あなたの、人生の一番の望みは何ですか?」
こう聞かれたら、「そりゃあ、幸せでしょ」と多くの人が答えるのではないでしょうか。人生いろいろですが、何を望むかと問われれば、やっぱり『幸せ』ですよね。
自分や自分の大切な人に対して、「幸せじゃなくてもいいから××にしてほしい」って思う人、いるのかな?
でも、みんなが幸せでありたいと願っている割に「どうしたら幸せになれるか?」については、あまり考えられていないと思います。
最近は「幸福学」という学問もあるくらいなので、研究はさまざまに進んでいるようですが。
実はハーバード大学で、75年にも渡って「幸せな人生を送っている人の共通点とは何か?」について調査が行われて来たそうです。
どんな結論が導き出されたか気になりませんか?
幸せな人生を送っている人の共通点とは、いったい何なのでしょうか?
それは、高学歴でも、お金持ちになることでもなかったそうです。
じゃあ何かというと、、、
『温かい人間関係を築くこと』でした。
なんか、めっちゃシンプル。
もしもこれが正しいのなら、幸せで豊かな人生を送るためには、温かな人間関係を築く力を高めればよいということになります。
我が子に幸せになってもらいたいのなら、温かな人間関係を築く力を身につけさせればよいということです。
私自身はCo-Activeコーチングという体系の中でコミュニケーションについて学ばせてもらい、今も学び続けていますが、なるほど確かに学ぶ前と後では幸福度が随分ちがう気がします。
「そんなこと言ったって、お金も稼げななくちゃ!」という方、人間関係を築く力は最も仕事に必要な能力のひとつですよね。
そう考えると、当研究所で提供させていただいている対話学習プログラム「Colorful Doors」は、子どもたちが幸せに生きる術を身につけるのに絶好の機会になるといえます。
珍しく営業トーク的なことを書きましたが、別にColorful Doorsでなくても構いませんので、ぜひ子どもたちに対話的なコミュニケーションを学ぶ機会を提供してあげてほしいと思います。
対話的なコミュニケーションというのは言うほど簡単ではありませんが、やればやっただけ幸せに暮らす筋力になりますし、今はその筋力が受験や就職にも役立つ時代なので投資する価値は大いにあると思います。
先日、兵庫県で行われた不登校の中高生を対象としたイベントで「学びのチカラ」プログラムを活用していただきました。わずか数時間のイベントですが、始めは目も合わせなかった生徒さんたちが、帰るときには笑顔で挨拶をしてくれるようになったそうです。
そして後日、参加された生徒さんから「イベントで話した人とまた話したいので・・・」という連絡が入ったそうで。(驚き!!!)
小さな一歩かも知れませんが、その生徒さんの中で新しい幸せの種が芽吹いたのだと思います。そして、その小さな一歩を生み出す対話には、大きなチカラがあると信じています。
実は今日のお話の元ネタは、カウンセラーやコーチ、作家としても有名な野口嘉則さんのYoutube動画でした。おススメ動画を何となく観てみたら、とっても心に残って共有したくなりまして。笑
野口さんの著書のお薦めたくさんありますが、やっぱり最初は「鏡の法則」かなぁ。
サクッと読めて感動の涙がポロリ。そんなベストセラーです。
(文:大原)