先週末は3連休でしたね。皆さん、いかがお過ごしでしたか?
私は久しぶりにコーチングコースのリーダーチームの一員として、受講生の練習相手や場のホールド役などを務めておりました。(プライベートの活動です)
1日8時間×3日間のコースですから、合計で24時間パソコンの前にいました。
(このご時世ですからオンラインセミナーです)
コーチングの上達のポイントは、一にも二にも“実践あるのみ”なので、オンラインでも練習をガシガシ積み重ねる形式に変わりはありません。
しかもここで行うコーチングは話すだけでなく、身体知も使って気づきや発見を引き出すスタイルなので、連休明けはクタクタでした。笑
3日間で税込み22万円もするにも関わらず、満員御礼で海外からの参加者も。
コーチングはますます注目されているみたいです。
さて、今日お伝えしたいことは、このコーチングモデルの中で最も重要な要素となっている“礎”についてです。”礎”とは、コーチのスタンスのことです。
誤解を恐れずにいうと、傾聴や拡大質問などのスキルよりも、前提となるスタンスの方が大きな影響力を持ち、”それがなければコーチングではない!”とすら言えるものなのです。
私が最も好きな礎がこれ。
“People are Naturally creative, resourceful, and Whole.”
(人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である)
長いので、私たちはこの頭文字をつなげて“NCRW”と呼んでいます。
皆さんの中には「そんなのきれいごとだね」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、ある意味そうかもしれません。
でも、想像してみてください。
あなたの可能性を、あなた以上に本気で信じている人があなたの身近にいたら、あなたの人生はどう変わっていくでしょうか?
それはもう、とてつもなくパワフルなのです!
コーチングとかティーチングとか、そんなのはどっちでも構わないくらいに。
そしてこれは、最も好きな礎であると共に、私が最も苦しめられた礎でもあります。
何に苦しんだのかというと、それは「自分自身のNCRWを握る」ということ。
「あなたの可能性は無限大ですよ、でも私なんてたかが知れてますから…」
そんなコーチが相手を力づけられる訳ありません。
だからコーチも、自分自身に対するNCRWが必要になります。
めちゃくちゃ自分と向き合うことになります。(汗・汗・泣・泣・涙・涙・・・)
さて、良き親(先生)とは、”本人以上にその子のNCRWを信じ疑わない人”ということができるのではないでしょうか。
我が子を、教え子を、そして自分自身を、NCRWのまなざしで見ることができたら、どんな変化が起こるでしょうか?
そりゃもう、ねっ!! (文:大原)