前回は、「虚栄心と偏愛、かんしゃくで無慈悲、他者に無礼で不都合」など、自己実現的な人生を送っている人のクセをご紹介し、欠点に見える特徴も人生レベルで考えると貴重なギフトなのではないか、というお話をしました。
でも自己実現は、クセがすごいだけではできません。笑
今日は、マズローがまとめた『自己実現的な人生を送る人に共通する15の特徴』をご紹介させていただきます。
果たして自分は、自己実現する人の特徴をどれだけ持っているのか?
・・・気になりませんか?
これから挙げる15の特徴のそれぞれが、
(5点) とても当てはまる
(4点) どちらかといえば当てはまる
(3点) どちらともいえない
(2点) どちらかといえば当てはまらない
(1点) まったく当てはまらない
として、自己採点してみてください。 (5点×15=75点満点)
合計点を75点で割ると得点率が出ますので、それが今現在のあなたの“自己実現人物度”ということになります。
ただし、信憑性はありませんが…笑
本来はマズローの言葉のまま記載すべきですが、なかなかとっつきにくかったので、私なりに噛み砕いて簡略化しました。
マズローが本来言いたかったことから少しズレているかもしれないことを、予めご了承ください。
では、行ってみましょう!!
(1) ありのままの現実と快適な関係を保つ。未知なものにおびえず、むしろ好む。
(2) 自己や他者の弱さや悪い所も、自然のままに受け入れられる。
(3) 考えや行動が自発的。行動は単純かつ自然で、気取りや緊張がない。
(4) 広く、普遍的な視野を持ち、世紀単位の価値を考えて仕事をする。木を見て森を見失うことがない。
(5) 独りでも平気で、プライバシーを好む。争いや心配事があっても超然としていられるが、愛情がないように見られることもある。
(6) 自律的で、他者から与えられる愛や安全より、自分自身の成長と可能性を頼みとしている。
(7) 人生のできごとを、何度でも新鮮に、喜びや驚きを持って味わうことができる。
(8) 神秘的な体験や、とても重要で価値があると確信の持てる至高体験がある。
(9) 人類に対してときには嫌気がさしても、愛情を持って助けたいと心から願っている。
(10) 心が広く、少数の人たちとの特別に深い結びつきを持っている。
(11) 政治的信念や階級、人種などに関係なく、誰とでも親しくできる。もっとも深遠な意味で民主的。
(12) 手段と目的を明確に区別でき、手段よりも目的の方に惹かれる。目的への過程を楽しむことができる。
(13) 悪意のあるユーモア、優越感によるユーモア、権威に対抗するユーモアでは笑わない。ユーモアとみなすものが哲学的。
(14) 子供のように天真爛漫で普遍的な、創造性や独創性を持っている。
(15) 周りとうまく付き合いつつも、そこに組み込まれることに抵抗し、事の良し悪しは自分の規制に従って決める。
※参考:『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』/山口 周
さて、あなたは何点でしたか?
ちなみに私は56点で、56÷75=75%という結果でした。
うん、悪くないかも。 でも、採点がちょっと甘いかも。笑
比較的自信のあるのが15で、課題は4かなぁ、、、
今の日本の教育環境は、この15の特徴を育んでいるかなぁ、、、
(文:大原)